1、大学願書に検定料を添えて大学に送りました。
Aとなえて Bそなえて Cそえて Dそびえて
2、鈴木さんは毎週の日曜日に大工をします。
Aたいく Bだいく Cだいこう Dたいこう
3、あの人は穏やかな人で、めったに怒ったことがない。
Aおだやなか Bのどやかな Cこまやなか Dおびやなか
4、むやみに強気に出ると損をします。
Aきょうき Bつよけ Cごうき Dつよき
5、勝負をするなら、勝たなければならない。
Aしょうぷ Bかちまけ Cしょうぶ Dじょうぶ
6、父は険しい顔で私を叱った。
Aきびしい Bけわしい Cわびしい Dかなしい
7、山本さんは野球チームの監督です。
Aかんとく Bかんどく Cけんとく Dけんどく
8、明日の旅行は夜明け前に出発することになっている。
Aよるあけ Bやあけ Cやみあけ Dよあけ
9、習字の前に、墨を擦るのは気持ちのいいものです。
Aすする Bさする Cする Dゆする
10、さっき玄関のほうで、怪しい物音がしたが、何だろう。
Aあやしい Bおかしい Cたくましい Dあわただしい
11、ちょっと話しただけなのて、あの人気持ちをはかることができませんでした。
A図る B謀る C計る D諮る
12、酒を飲んであばれて、いろいろな物を壊しました。
A狂れて B暴れて C乱れて D怖れて
13、あんなに練習をして行ったのに、みじめなまけ方をしてしまった。
A惨めな B悲めな C憾めな D凄めな
14、のどが渴いたから、何かつめたいものを飲みましょう。
A涼い B涼たい C冷い D冷たい
15、恥ずかしいのか、何を聞いてもうつむいていて答えません。
A下いて B俯いて C低いて D頷いて
16、母親は病気で寝ている子供の頭をやさしくなでてやりました。
A撫でて B撫て C摸でて D摸て
17、蜂にさされて、顔がはれた。
A痛れた B張れた C壊れた D腫れた
18、彼はいつもしまの服を着ている。
A皺 B綾 C嶋 D縞
19、あの人のわがままにはあきれてものも言えない。
A飽きれて B呆れて C厭きれて D驚れて
20、あの女の人ははだがきれいだ。
A肌 B皮 C肉 D股
21、かげで( )言わないでください。
Aふつふつ Bぶすぶす Cぶくぶく Dぶつぶつ
22、昨日の試合で( )が起きた。
Aトランプ Bトラブル Cストライキ Dトラック
23、展示台には新しい製品のサンプルが( )並べてある。
Aすらりと Bすらすら Cずらりと Dずらずら
24、あの人は( )のある顔をしている。
A親しみ B懐かしみ C好ましみ D羡ましみ
25、薬をまいたら、虫は( )いない。
A一条も B一羽も C一本も D一匹も
26、怪我をしましたが、( )ことはありませんでした。
Aたいして Bたいした Cたいていな Dだいたいな
27、冬になって、今朝初めて霜が( )。
A降った B下った C下がった D降りた
28、あいつの言うことが気に( )。
A食わない B食えない C食う D食った
29、親にとって子供の入学試験は、心配の( )です。
A故 B根 C種 D由
30、田中さんを( )あの大学先生にお会いすることができました。
A経て B通って C通じて D通過して
二、文法
31、この論文の中( )一番言いたいことは何だ思いますか。
Aに Bで Cが Dの
32、急いでタクシーでいった( )、やはり遅れてしまった。
Aので Bし Cけれど Dなら
33、社長にお願いした( )だめだと言われました。
Aところ Bのに Cなら Dさえ
34、油断した( )、事故を起こしてしまった。
Aばかりで Bばかりに Cばかりか Dばかりの
35、先週高校時代の先生に会った。その先生( )とても優しかった。
Aが Bは Cなら Dさえ
36、そろそろ出発の時間( )、もう行かなくちゃ。
Aわ Bな Cの Dか
37、風がよく通る( )ドアや窓を開けておきました。
Aように Bそうに Cらしい Dために
38、部屋で音楽を聞いているうちに、眠くなって( )。
Aいった Bおいた Cみた Dきた
39、みんなで運べば簡単にできた( )どうして一人でやっていたの。
Aほど Bものを Cばかりに Dところへ
40、交通事故で大怪我をして、走ることは( )、歩くこともできない。
Aおろか Bだけでなく Cわずか D限らず
41、貴学の学長に( )のを楽しみにしております。
Aお会いになる B拝見する Cお目にかかる D会う
42、小さいときに両親に死なれた。祖母は私を大学まで育てて( )。
Aくれた Bあげた Cもらった Dしまった
43、この古い家具も、使い( )によっては、何かの役に立つだろう。
Aふう Bむけ Cよう Dざま
44、教室の中で背の高い人に前に( )と、黒板が見えなくなっていやだ。
A坐る B坐られる C坐れられる D坐される
45、明日までにレポートを提出しなければならないから、寝ようにも( )。
A寝る B寝られる C寝られない D寝られた
三、読解
文章Ⅰ
知らないことを、すなおに知らない、と言い、知る努力すれば、情報の蓄積は子供時代と同じように、ぐんぐんは増えていくだろう。(61)、「知らない」というひとことが言えないために、ほんとうは増えていくはずの情報が増えない。昔から、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」というコトワザがある。「知らない」という言葉を(62)のは、恥ずかしいことかもしれないが、知らないくせに、知ったようなふりをしていることは、一生知らぬままに過ごすことになるというわけだ。
「注1」むき出しの好奇心にブレーキをかけて、はっきり「知らない」と言えず、そして、(63)それを恥ずかしい、と思うようになるのは、それだけ自我意識が確立した、ということにほかならないわけだから、一概に、それをわるいことだ、とは思わない。しかし、知りたいという欲求を抑えて、知ったふりをする、というのは人生の生き方として、大きなマイナス(64)。頭のなかには、まだ、いくらでも情報は入る余裕がある。好奇心にブレーキをかけるのは、けっして賢明なことではないのだ。(65)
「注1」むき出し:毫无掩饰
間題:
61、( )に入れる言葉として、次のどれが適当なのか。
Aすなわち Bだから Cところが Dそして
62、( )に入れる言葉として、次のどれが適当なのか。
A口につける B口にする C口に入れる D口に出る
63、「それ」は何を指すのか。
A好奇心にブレーキをかけること
B知ったようなふりをすること
C「知らない」と言えないこと
D「知らない」と言うこと
64、( )に入れる表現として、次のどれが適当なのか。
Aなのではないか Bなのではない Cではなかったか Dではなかった
65、この文章の内容と合わないものは次のどれか。
A好奇心を抑えて、知的を欲求にブレーキをかけるのは、人生の生き方としてマイナスだ
B子供のときは、すなおに「知らない」と言えたから、情報が増えていったのだ
C子供のうちに、情報を頭のなかに入れておくべきだ
D恥ずかしいという感情が芽生えるのは、自我意識が確立してきたことの表れだ
文章Ⅱ
先日の強震の時、テレビとラジオ同時につけ、どちらが早いか、どちらが詳しいかを、比べてみた。
第一報はもちろんラジオが早い。テレビで画面に字を出すので、これを書く時間(66)遅くなるのだそう。
地震が収まってからの報導は、ラジオのキメ細かさには、テレビはとても及ばなかった。
大体、テレビのニュースは絵を優先させ、「注1」アナウンスをこれに合わせる。
「××容疑者は、○○警察署に逮捕されました」では、警察署の「注2」ロングショットから署の表札がアップで出るのが定石。ラジオでは、(67)こんなものがないから、事件の経過をドンドン報道してくれる。
この地震でも、始めのうちは、絵がないので、ラジオは物足りなかった。
ラジオは千葉県からの電話取材をふんだんに入れて、その機動性を遺憾なく発揮していた。
今回は、火を消した家庭が多かったそうだが、その次には(68)ラジオの灯を入れよう。
テレビを一斉につけると、電力は「注3」ピンチになることもある。停電したら、テレビは(69)ただの箱だ。
また、ラジオのスペア電池も忘れずに用意しよう。(70)
「注1」アナウンス:播音、广播
「注2」ロングショット:连续镜头
「注3」ピンチ:危机
問題:
66、( )に入れる言葉として、次のどれが適当なのか。
Aばかり Bだけ Cぐらい Dまで
67、「こんなもの」とは何を指すのか。
A容疑者や警察署
Bラジオニュースのアナウンス
Cニュースに関係のある場面
Dテレビニュースのアナウンス
68、「ラジオの灯を入れよう」とあるが、それはどういう意味なのか。
Aラジオをつけよう
Bラジオを消そう
Cラジオの音っを大きくしよう
Dラジオに電池を入れよう
69、「ただの箱だ」とあるが、それはどういう意味なのか。
A電気を使わなくてすむ Bお金を使わなくてすむ
C他人の迷惑になる D何の役にも立たなくなる
70、この文章のまとめとして、次のどれが適当なのか。
A地震の時は、火事や停電が発生しやすいから、注意すべきだ。
B地震の時は、詳しい情報が早く得られるので、ラジオを生かしたいものだ。
C地震の時は、停電してテレビが見られなくなったら、仕方がないので、ラジオを聞く。
D地震の時は、ラジオより映像のあるテレビを見たほうがいい。
文章Ⅲ
程よく空いた電車の中で、暖かい日差しを浴びながら、(71)五、六歳の男の子が、しきりに隣に座った母親に話しかけている。「厚木って、かあさん、みなん厚着してるからだよね。」母親は当惑気味に微笑んでいるだけだ。空いているので、男の子の声は、車内の隅々にまで聞こえてしまう。(72)この子は変わった単語を知っているものだ。もしかして家には年寄りもいて、厚着がいいとか悪いとかよく話題になるのだろう、などと思う。
電車が次の駅につくと、今度は「エビナって、かあさん、エビがたくさん取れるんだよね。」母親の返事がないものだから、「じゃないかな?エビが無いから、海老名なのかな。」こんな小田急線の地名解釈につくり込まれているうちに、(73)私はもう降りなければならなかった。この子は何と頭のいい子なんだろうと思いながら。いや、頭のいいのはこの子にかぎらない。この年頃に子供たちは、大人が永遠に失ってしまった、言葉の獲得にとっての、あの黄金時代のさなかにいるのだ。言葉はまだ響きの中に生きていて、子どもはその響きと対決し、自分なりに解釈し、秩序付けようとして、必死でもがいているのだ。(74)そんなとき、大人は決して、文字や書物の「注1」さかしらな知識を、「注2」振りかざして、子どもの実験をからかってはならない。大人の知識は、自らの経験を超えた他力によるものだが、子どもの解釈は、ひたすら自力で挑んだ作品である。(75)
「注1」さかしら:自以为是
「注2」振りかざす:大肆标榜(自己的)主张
問題:
71、「五、六歳の男の子が、しきりに隣に座った母親に話しかけている」とあるが、男の子は何について言っているのか。
A家にいる祖父母の話 B覚えたばかりの言葉
C駅名の意味の解釈 D思いつたこと
72、( )に入れる言葉として、次のどれが適当なのか。
Aそのうえ Bそれなのに Cそういえば Dそれにしても
73、「私はもう降りなければならなかった」とあるが、そのときの筆者の気持ちは次のどれか。
Aもっと男の子話が聞きたいという残念な気持ち
Bうるさい車内から逃げたいという気持ち
C母親が子供に注意したいという思いやりのある気持ち
74、「そんなとき」とは、どんなときなのか。
A、電車の中で突然子供が自分の考えを述べたとき
B、子供が自分の力で理解しようとしているとき
C、子供がいる電車がら降りるとき
D、子供に話しかけられたとき
75、筆者が一番言いたいことは何か。
A、母親は子供が興味深いことを言ったとき、何も言わないほうがよい
B、子供があやまった解釈をしているときは、きびしく注意する必要がある
C、大人になると、忘れてしまうため、子供のうちに言葉遊びをすべきだ
D、子供の自由な発想を大人の余計な知識で妨げてはならない